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本物の心霊映像を見分ける方法

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かつては日本のテレビ番組ではアンビリバボーなど、盛んに心霊特集が組まれていた。時代が変わると、次第にこうしたテレビ番組は少なくなり、最近では数カ月に一度の心霊特番といった形でのみ心霊映像を紹介する番組が多くなった。

そして近年ではYoutubeやニコニコ動画を始めとする動画投稿サイトや動画配信サイトの登場によって、心霊というジャンルが取り扱われる主役は次第にネットへと移行している。

そんな中、金儲けを狙うため、いわゆるフェイクと呼ばれるような心霊写真、心霊動画が大量に作成され、世の中に出回っている現状がある。

それでは、我々一般視聴者がどのようにして、テレビやネット、DVDなどの作品で本物の心霊動画を見分ければよいのだろうか。

たとえば、TBSの「世界の怖い夜」で心霊写真紹介コーナーでは、やらせ問題があったように、テレビと言えども全く信用することはできない。

そこで心霊映像の見分け方に関して頭を整理しておくために、図表を作成してみたので紹介しよう。

 

作り物(フェイク)
心霊映像と思われるもの(判断A)心霊映像ではない(影などがたまたま映りこんだ)
作り物(フェイク)でない(判断B)
本物の心霊映像

この図表の見方を整理しておこう。本物の心霊映像を見分けるためには、2つの判断ポイントがある。

ひとつはフェイクか否かを見分ける判断Aだ。ここでフェイクでないと判断できれば判断B、つまり映りこんだものが、心霊現象なのか見分けることになる。

ここで、図表の判断Aや判断Bを行う際に、重要になるポイントをまとめてみた。

心霊動画を作成する動機があるか

まず考えるべきは、心霊映像が撮られたときのシチュエーションである。

心霊動画を作成する動機があるかどうか・・。例えば、廃墟で肝試し中に霊が映ったとしよう。その場合は、やはり幽霊を撮りたい思いがあると考えられる。また、ビジネス的なことを言えば、より雰囲気のある場面で幽霊を登場させたいと考えるだろう。そのため、心霊スポットや廃墟での心霊映像は一度疑ってかかるべきである。

一方で何気ないシーンで撮影された映像、つまりそのシチュエーション自体と幽霊の存在が結び付きにくいものはフェイクではない可能性がある。居酒屋での写真、お店の監視カメラなどは、わざわざフェイクものを作るときに、選ばないだろう。

意外と地味

次に幽霊の姿についてである。

まずフェイクの場合、幽霊が急に現れたり、襲い掛かってきたりと、明らかに恐怖を煽ろうとするものが目立つ。これはホラーというエンターテインメントととしては価値のあるものである。幽霊=怖いものという人間の先入観を具現化するために作られたものである。また、よりインパクトある映像にするため、いかにも幽霊や悪魔といった姿をしていることが多い。

本物の心霊映像(私は本物はあると考えている)は意外と地味である。黒い影、白くもやっとした影。いずれにしても、人の形をしているようでしていないような、ぼやっとしたものである。そしてほとんどの場合、背景が透けて見える。

最後は直観

最後はこれに尽きるだろう。私自身、特別な霊感があるわけではないが、これは本物っぽいなとか、数多くの心霊映像を見ているうちに何となくわかるようになってきた。もちろん、完璧に区別がつくわけではないが、少なくてもフェイク作品の見分けはつけることができる。

シチュエーションと幽霊の姿を踏まえた上で、最後は直観に頼ろう。

ある霊能者の話によれば、人間には誰でも霊感があるそうだ。それが弱いか強いか人によって違うだけのことらしい。

 

実際の心霊映像

 

最後に私が本物だと思う心霊動画をYoutubeで見つけたので、こちらで紹介しておこう。

女声レポーターが心霊スポットのトンネルでシャッターを押した瞬間、フラッシュの光とともにその姿は現れた。5:15秒あたりの出来事だ。

コメント欄を見ると、取材場所は現在は封鎖されている旧旧吹上トンネルであるとされているが真相は分からない。

こちらは心霊スポットで心霊現象をとらえようとしているシーンで、偽物を作る動機ははっきりとある。しかしながら、レポーターを映しているカメラに映っているものの、ポロライドカメラで撮影した写真には写っていないなど、不可解な点がある。どうせねつ造するなら、カメラで撮った写真に加工したくなるものだろう。

続いてアンビリバボー。台湾の地下駐車場に現れた女性の霊。18:00~から姿を見ることができる。こちらは監視カメラということで、心霊動画をねつ造しようという動機は通常考えにくい。また、映った霊もスーっと現れ、スーっと消えていく、何気ない出現の仕方である。

今回は本物の心霊映像の見分け方を紹介した。もちろん、こうした判断は推測に過ぎない。フェイクであるかどうか、心霊現象であるかどうかを証明することは極めて難しいからである。

しかし、普段のネット情報、作品、テレビなどの情報を鵜呑みにすることなく、本物なのか偽物なのか一度頭を使って考えてみるのもよいものである。本物がある程度見分けられるようになれば、今まで以上に心霊映像を楽しむことができるだろう。

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